年収700万で生活苦しい?お金持ちの部類なのに貧乏になる理由
年収700万で生活苦しいのは本当なの?
お金持ちの部類なのに貧乏になる理由は?
など年収700万で生活が苦しいことに対して疑問を感じている人もいるでしょう。
結論、年収700万で生活が苦しい人は浪費しすぎです。
本記事では、なぜ年収700万で生活が苦しいのかを具体的に解説します。
本記事は以下のような人にオススメです
世間一般から見て収入はそこそこあるのに、経済的に厳しくなる理由を知りたい人は必見です。
年収700万で生活が苦しい?手取りと稼いでいる人の割合
年収700万の手取りは、525万~595万円で月換算すると約45~50万です。
また、国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によると、年収700万円以上を稼いでいる人の割合は全体の13.2%です。
つまり、5,6人に1人が年収700万以上を稼いでいる人がいます。
そのため、年収700万は稼いでいる人が少ない収入と言えます。
実際、ネットでも30歳で年収600万を稼いでいれば勝ち組と言われています。
そのため、年収700万は若年層だと稼ぐのが難しい金額と言えるでしょう。
なぜ30歳で年収600万で勝ち組かは、関連記事「30歳で年収600万は勝ち組なの?」で紹介しているので、興味のある人はご覧ください。
年収700万で生活が苦しくなる理由
本章では「年収700万円で生活が苦しくなる理由」を6つ紹介します。
- 家賃が高すぎる
- 外食に使うお金が増える
- 健康や美容にお金をかけている
- 妻が専業主婦
- マイホームや車をローンで購入した
- 出費が増える時期と被りやすい
- 子どもの数が多い
年収700万円で生活が苦しくなる理由が気になる方はぜひご覧ください。
家賃が高すぎる
年収700万円で生活が苦しくなる理由として、家賃が高すぎることが挙げられます。
一般的に家賃は手取りの3割が理想と言われていて、年収700万の場合は15万が目安です。
しかし、年収700万となるとそこそこお金があるので「タワマンに住んでみたい」「都会に住みたい」といった見栄を張りがちです。
結果、高収入にも関わらず、お金が足りない現象に陥ってしまうのです。
また、都会にこだわりがないのであれば、地方移住をおすすめします。
地方だと家賃が低く娯楽が少ないので、年収500万でも十分に勝ち組の生活ができると言われています。
そのため、場所にこだわらないのであれば、地方に移住するのも1つの選択肢と言えるでしょう。
年収500万で勝ち組の理由は、関連記事「地方で年収500万は勝ち組?」で紹介しているので、興味のある人はご覧ください。
外食にお金を使うことが増える
また、外食にお金を使うことが増える点も、生活が苦しくなる理由です。
年収700万を稼げる人は【独立した人】もしくは【会社で出世できた人】です。
特に独立した人に関しては、一次情報を得られるかや人脈で収入が変わってきます。
また、サラリーマンの場合は、年収700万だと上司のポジションのことが多いので奢る機会が増えます。
したがって、年収700万なのに生活が苦しくなってしまうのです。
健康や美容にお金をかけている
健康や美容へお金を使っているのも、年収700万なのに生活が苦しくなる原因です。
美容は、以下のようにお金がかかるものばかり。
- 脱毛
- スキンケア
- ハゲ予防
- 歯列矯正
特に年収700万を稼げるのは、30代以降の人が多いので【脱毛】や【ハゲ予防】にお金を使う人もいるはずです。
脱毛やハゲ予防は、数十万単位のお金が必要なので、大きな支出になります。
また、30代以降は健康を意識し始めるので【サプリメント】を購入する人が多くなる傾向があります。
美容や健康は支出が必然的に多くなるので、年収700万で生活が苦しいことが起こるのです。
妻が専業主婦
また、妻が専業主婦な家庭も、年収700万で生活が苦しくなる原因です。
妻が専業主婦だと、夫の収入以外からお金が入ってこないからです。
さらに妻の自由な時間が多くなるので、浪費する機会が増えて支出が大きくなる可能性があります。
収入が変わらず支出が増えるので、年収700万なのに生活が厳しくなってしまうのです。
中には、夫の年収に関係なく【専業主婦にどうしてもなりたい】という人もいるでしょう。
関連記事「年収低いのに専業主婦は考えが甘い?」では、夫の年収が低い状態で専業主婦になるリスクを紹介しているので、興味のある人はご覧ください。
マイホームや車をローンで購入した
マイホームや車をローンで購入した人も、年収700万で生活が苦しくなります。
月々の支出が必然的に多くなるからです。
特に家は数千単位の金額なので、一括購入は難しく、ローンでの購入となります。
例えば、仮に5000万の家を変動金利0.375%、返済期間35年で5000万円の住宅ローンを組んだ場合、毎月の支払額は約13万円です。
つまり、家を買うことで、毎月13万の支払いが必要になります。
必然的に支出が大きくなるので、年収700万なのに生活が苦しい状況に陥ってしまうのです。
出費が増える時期と被りやすい
また、年収700万を稼げる時期と出費が多くなる期間が被りやすい点も、生活が苦しくなる理由です。
年収700万は出世や独立していないと稼ぐのが難しいので、能力が高くなり出す20代後半から30代前半ぐらいが平均でしょう。
20代後半から30代前半だと、以下のようなイベントがあります。
- 友人の結婚式
- 子どもが産まれるor小学校に入る
- 老後に向けて投資を始める
つまり、年収700万を稼ぎ始める時期は、出費が多くなりやすい傾向にあります。
そのため、年収700万なのに、生活が苦しくなってしまう現象が起こってしまうのです。
子どもの数が多い
子どもの数が多い人も、年収700万なのに生活が苦しくなる理由です。
また、子育てにかかる費用を見てみると、0〜6歳までの7年間総額で約700万円かかると言われています。
つまり【2人いれば2倍】【3人いれば3倍】のお金が必要になります。
また、より良い教育を受けさせるために【私立の学校】や【習い事】をさせれば、多額のお金が求められます。
そのため、年収700万と十分な収入なのに、生活が苦しくなってしまうのです。
年収700万で生活が苦しくならないための必要なこと
本章では「年収700万円で生活が苦しくならないための必要なこと」を5つ紹介します。
- 固定費を削減する工夫をする
- 共働きになる
- お金持ちではないことを理解する
- 投資には手を出さない
- 生活レベルを上げない
どうしたら、年収700万で生活が苦しくならないかを知りたい人は必見です。
支出を削減する工夫をする
年収700万で生活が苦しくならないために、まずは支出は減らしましょう。
具体的には、以下のようなことを意識するのがおすすめです。
- 家賃の低い家に引っ越す
- サブスクの見直し
- コンビニを利用しない
- 見栄にお金を使わない
特に家賃の低い家に引っ越すのは、固定費削減で毎月の支出が減るので一番効果的です。
また、独身であればワンルームでも十分に暮らしていけるでしょう。
他にも年収700万で生活が苦しい人は、定期的に支出の見直しを行うことをおすすめします。
共働きになる
家庭を持っている人で年収700万が苦しいのなら、共働きをすることも効果的な方法として挙げられます。
世帯収入が上がるので、自由に使えるお金が増えるからです。
また、年収700万の人が年収800万になるよりも、夫婦で年収800万を目指す方が難易度は低いです。
加えて、妻が仕事に行くことになるので、支出が増えることも少なくなります。
様々なメリットがあるので、年収700万で生活が苦しい人は共働きをすることをお勧めします。
お金持ちではないことを理解する
年収700万円がお金持ちではないと理解するのも、生活が苦しくならない対策法です。
特に年収700万はそこそこ手元に残るので「自分はお金持ち」と勘違いしがち。
年収700万円であっても、税金や保険料が引かれた月収は45~50万円です。
毎月ブランド品を購入したり、高級料理を食べたりするなど、少しの贅沢ですぐになくなる金額です。
意外と思うかもしれませんが、年収700万はお金持ちではないのです。
とはいえ、年収700万が勝ち組と言われているのも事実。
したがって、年収700万で生活が苦しいのはお金の使いすぎと言えます。
関連記事「年収700万は勝ち組?」では、勝ち組の理由を解説しているので興味のある人はご覧ください。
投資には手を出さない
また、年収700万で投資には手を出さないようにしましょう。
年収700万であれば金融資産への投資より、自己投資で能力を上げて副業や本業で年収を上げる方がコスパが良いからです。
投資はあくまでも、元本がある人におすすめの手法です。
例えば、100万と20万では、年利3%で増えるお金は全く違います。
元本 | 年利3%で見込める利益 |
---|---|
20万円 | 6000円 |
100万円 | 3万 |
つまり、年収700万でそこそこしかお金がない人はまずは元本を作る方が先なのです。
また、年収700万だとリターンの大きい投資に走ってしまいやすいので、安易に取り組んで詐欺に引っかかる可能性が高まります。
したがって、年収700万なら自分の能力へ課金して、副業などに取り組む方が賢明な判断と言えるでしょう。
生活水準を上げない
最後に、生活水準は上げないようにしましょう。
一度生活水準を上げると下げることが困難になり、年収700万でも生活が苦しくなります。
特に、以下の費用にお金を掛けすぎていないか確認してみてください。
- 家賃
- 食費(高級レストラン)
- ファッション費(高級ブランド品)
- 美容費
- 旅行費
自分の身の丈に合った生活をしていないと、年収700万でも生活がすぐに苦しくなります。
周りより稼いでいるのに生活が苦しいとならないためにも、生活水準は上げないようにしましょう。
生活が苦しい!収入を上げるのにおすすめの方法
これまで年収700万でも生活は苦しいことを紹介してきました。
中には「高年収を目指したい」という人もいるでしょう。
そこで本章では「生活が苦しい人に収入を上げるおすすめの方法」を紹介します。
- 高収入を目指せる業界へ転職をする
- 副業をする
生活が苦しすぎて「今よりも収入を上げたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてください。
高収入を目指せる業界へ転職する
高年収を目指したい人は【スキルが身につく】【稼げる業界】への転職をおすすめします。
スキルがあると、企業から重宝されて収入も上がりやすくなるからです。
例えば、成果やスキルで収入が決まりやすい職種として以下のものが挙げられます。
- マーケター
- Webコンサルタント
- システムエンジニア
- 営業職
どれもスキルが必要不可欠な職業で、成果が数字で出るものが多い傾向があります。
また、将来的に目線で見て、独立も視野に入れられる点も大きなメリットです。
したがって、高年収を目指したいのであれば、稼げる業界へ転職するのをおすすめします。
副業をする
高年収を目指したい人は、副業に取り組むのもおすすめです。
副業をすると本業のほかに収入が入るため、高年収に近づけます。
副業は数多くありますが、アルバイトではなくスキルが身に付く副業をおすすめします。
スキルが付くと転職で有利になったり、仕事が舞い込んできて脱サラできたりする可能性があるからです。
スキルが身に付く副業の一例を紹介します。
- デザイナー
- プログラマー
- Webライター
- 動画編集
- YouTube
特にWebライターに関しては、読者の知りたい情報を分かりやすく伝える必要があります。
そのため、報連相や資料作成などが分かりやすくなるなど、普段の業務に活かしやすい点がメリットです。
また、伸びて来れば、実績として活用して転職活動で大きなアドバンテージも見込めます。
副業には収入以外で様々なメリットがあるので高年収を目指すのであれば、取り組むことをおすすめします。
まとめ:年収700万で生活が苦しい人は支出が多い
本記事では、年収700万で生活が苦しい理由について解説しました。
結論、年収700万はお金がある収入なので、ブランド品や化粧品の買い過ぎといった、浪費していない限り生活で困ることはありません。
また、子どもの数が多かったり、都会(24区内)に住んだりすると、年収700万でも生活が苦しくなることがあります。
したがって、日々の支出を管理して、地方への移住といった生活コストを削減する工夫をすることが少しでも豊かに暮らすために大切と言えます。
また、関連記事「スタバがない国は?存在しない理由についても徹底解説」では、本サイトで人気記事のスタバがない国の理由について解説しています。
年収(給与)が人気店であるスタバの有無と関係している理由を紹介しているので、興味のある人はご覧ください。