年収600万

年収600万で生活苦しい?なんで貧乏になるのかについて徹底解説

年収600万で生活苦しい?なんで貧乏になるのかについて徹底解説
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年収600万で生活苦しいのは本当なの?

なんでそこそこあるのにお金がない現象が起こるの?

など年収600万で生活が苦しいことに対して疑問を感じている人もいるでしょう。

結論、年収600万で生活が苦しい人は、家族を持っているもしくは生活水準が高い人が多いです。

本記事では、なぜ年収600万で生活が苦しいのかを具体的に解説します。

収入はそこそこあるのに、経済的に厳しくなる理由を知りたい人は必見です。

年収600万で生活が苦しい?手取りと稼いでいる人の割合

年収600万で生活が苦しい?手取りと稼いでいる人の割合

年収600万の手取りは約470万円で月換算すると約39万前後です。

また、国税庁が公表している「民間給与実態統計調査」によると、年収600万円以上を稼いでいる人は全体の20.9%です。

つまり、5人に1人が年収600万を稼いでいる人がいます

とはいえ、ネットでは、30歳で年収600万だと勝ち組と言われています

そのため、年収600万は若年層だと稼ぐのが難しい金額と言えるでしょう。

なぜアラサーで勝ち組かは、関連記事「30歳で年収600万は勝ち組なの?」で紹介しているので、興味のある人はご覧ください。

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年収600万で生活が苦しくなる理由

年収600万で生活が苦しくなる理由

本章では「年収600万円で生活が苦しくなる理由」を6つ紹介します。

  • 家賃が高すぎる
  • ブランド品や外食にお金を使っている
  • 健康や美容にお金をかけている
  • 妻が専業主婦
  • マイホームを購入した
  • 子どもを中学から私立に入れる
  • 習い事を多くさせている

年収600万円で生活が苦しくなる理由が気になる方はぜひご覧ください。

家賃が高すぎる

年収600万円で生活が苦しくなる理由として、家賃が高すぎることが挙げられます。

一般的に家賃は手取りの3割が理想と言われていて、年収600万(月手取り39万)の場合は11.7万が目安です。

しかし、年収600万でそこそこお金があると「タワマンに住んでみたい」「もっと良い家に」といった見栄を張ってしまいがちです。

結果、一般的に見てそれなりの収入にも関わらず、お金が足りないことに陥ってしまうのです。

また、都会にこだわりがなく、家賃を下げたいのであれば地方移住がおすすめです。

地方だと年収500万で勝ち組とも言われており、物価も安く移住制度でお得になる可能性もあります

そのため、場所にこだわらないのであれば、地方に移住するのも1つの方法です。

年収500万で勝ち組と言われる理由は、関連記事「地方で年収500万は勝ち組?」で紹介しているので、興味のある人はご覧ください。

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ブランド品や外食にお金を使っている

また、ブランド品や外食にお金を使い過ぎていることも、年収600万で生活が苦しくなる理由です。

年収600万になると周りよりは生活に余裕があるので「お金持ちになった」と錯覚してしまう傾向があります

特に【VUITTON】や【GUCCI】などの高級ブランドとなると数十万円単位の価格です。

いくらお金がある年収600万でも、身の丈にあっていないお金の使い方をしていると生活に余裕が無くなるのは当たり前です。

結果、年収600万で生活が苦しいという状況に陥ってしまうと言えます。

健康や美容にお金をかけている

健康や美容へお金を使っている人も、年収600万なのに生活が苦しくなる原因として挙げられます。

特に美容に関しては、以下のようにお金がかかるものばかり。

  • 脱毛
  • スキンケア
  • 歯列矯正

脱毛や歯列矯正は、数十万単位のお金が必要です。

また、健康に関しても【サプリメント】や【栄養食】といったものを定期的に摂取しなければいけません

そのため、月全体で見ると数万~数十万円単位のお金がかかります

支出が必然的に多くなるので、年収600万で生活が苦しいことが起こるのです。

妻が専業主婦

また、妻が専業主婦な家庭も、年収600万で生活が苦しくなる理由とひて挙げられます。

専業主婦だと、収入が入ってこないからです。

加えて、妻の自由な時間が増えて、ついつい浪費してしまう機会が増えます

収入が変わらず、支出が増えるということが起こるので、年収600万で生活が厳しくなってしまうのです。

年収600万は平均よりも多い収入ですが、低収入の状態で専業主婦になると様々なデメリットがあります

関連記事「年収低いのに専業主婦は考えが甘い?」では、夫の年収が低い状態で専業主婦になるリスクを紹介しているので、興味のある人はご覧ください。

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マイホームを購入した

マイホームをローンで購入した人も、年収600万で生活が苦しくなります。

月々の支出が必然的に多くなるからです。

仮に数千万円単位の家を20年〜30年ローンで購入すると、設定にもよりますが数万〜数十万円は毎月支払う必要があります。

例えば、仮に5000万の家を変動金利0.375%、返済期間35年で5000万円の住宅ローンを組んだ場合、毎月の支払額は約13万円です。

引用元:5000万円の住宅ローンを組む際に注意すべきことは?

つまり、毎月の支出に13万が追加されます

したがって、年収600万なのに生活が厳しくなってしまうのです。

子どもを中学から私立に入れる

また、子どもがいる場合、中学から私立学校に通わせると生活が苦しくなります。

私立中学は受験の際にもお金が掛かるうえ、入学後も公立中学に比べて費用がかかるからです。

例えば、都内の私立中学に進学すると、初年度の納付金平均額は約99万円です。

参照元:都内私立中学校の学費の状況|東京都 

99万円を12か月で割ると、約8万3000円と家計を圧迫する額です。

さらに子どもが複数人いる家庭では、2倍3倍の額が必要となります。

そして子どもを中学から私立に入れる親の世帯年収は1200万円以上の割合が4割。

参照元:私立中学に通わせる親の年収はいくら?

つまり、年収600万程度では、中学から私立に入学させるのは経済的に厳しくなる行動なのです。

習い事を多くさせている

子どもに習い事を多くさせているのも年収600万で生活が苦しくなる特徴です。

習い事を多くさせていると、月数万~数十万円の費用が発生します

習い事の費用例は、以下の通りです。

科目費用
音楽教室や水泳5,000~10,000円
英語教室6,000~10,000円
学習塾15,400円~
参照元:【子どもの習い事】月々の費用の平均はいくら?

実際、大人になって習い事を2つした経験がありますが、毎月3~4万円ほど無くなっていました

つまり、習い事を多くしていると、家計が厳しくなってしまうのです。

とはいえ、子どもから「やりたい」と言われると、経済的に無理してでも通わせたくなるものです。

結果、習い事をさせてしまい、年収600万で生活が苦しい状況に陥ってしまうのです。

年収600万で生活が苦しくならないための必要なこと

年収600万で生活が苦しくならないための必要なこと

本章では「年収600万円で生活が苦しくならないための必要なこと」を5つ解説します。

  • 固定費を削減する
  • 共働きになる
  • お金持ちではないことを理解する
  • 投資には手を出さない
  • 生活レベルを上げない

どうしたら年収600万で生活が苦しくならないかを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

固定費を削減する

年収600万で生活が苦しくならないためにまずは、固定費を減らすことが大切です。

【家賃】や【サブスク】の見直しが1番効果的です。

年収600万だとそこそこお金があるので「もっと広い家に住みたい」「これくらいなら」と感情で物事を判断しやすいからです。

特にサブスクに関しては、使っていないサービスを放置してしまって無駄な支出をしていることは珍しくありません。

加えて、契約解除がややこしいので「めんどくさい」となり、なかなか辞められないものです。

固定費を下げることは非常に大切で、どんな収入の人にも効果的な方法です。

実際「年収2000万でも生活が苦しい」と高年収でもお金に悩んでいる声もあります。

そのため、年収関係なく固定費の見直しは一番効果的な方法と言えるでしょう。

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共働きになる

家庭を持っている人で年収600万が苦しいのなら、共働きをすることをおすすめします。

世帯収入が上がるため、使えるお金が増えるからです。

また、年収600万の人が年収800万になるよりも、夫婦で年収800万を目指す方が難易度は低いです。

加えて、妻の自由な時間が減るので、支出が増えることも少なくなります

様々なメリットがあるので、現時点で生活が苦しい人は共働きをすることをお勧めします。

お金持ちではないことを理解する

次に、年収600万円はお金持ちではないことを理解しましょう。

年収600万円であっても、税金や保険料が引かれた月収は約39万円です。

毎月ブランド品を購入したり、旅行に行ったりするなど、少し贅沢をすればすぐになくなる金額です。

参照元:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表

また、都会だと、家賃が高いので独身でない限り生活するのがやっとでしょう。

意外と思うかもしれませんが、年収600万はお金持ちではないのです。

とはいえ、年収650万だと勝ち組という声もあります。

年収600万と年収がほとんど変わらないので、お金持ちか知りたい人は、関連記事「年収650万なら十分勝ち組ですか?」が必見です。

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投資には手を出さない

また、年収600万で投資には手を出さないようにしましょう。

年収600万であれば、投資よりも自己投資をして能力を上げ、副業や本業で上げる方がコスパが良いからです。

投資はあくまでも、元本がある人におすすめの手法です。

例えば2000万と200万では、年利3%で増えるお金は以下のように違います。

  • 年収2000万:60万
  • 年収200万:6万

つまり、お金がない人はまずは元本を作る方が先なのです

また、そこそこお金を持つと「投資なら楽できる」と勘違いしがちなので、詐欺に引っかかる可能性が高まります

したがって、年収600万の収入なのであれば、自分の能力へ課金した方が賢明な判断と言えるでしょう。

生活水準を上げない

最後に、生活水準は上げないようにしましょう。

一度生活水準を上げると下げることが困難になり、年収600万でも生活が苦しくなります

特に、以下の費用にお金を掛けすぎていないか確認してみてください。

  • 家賃
  • 食費(高級レストラン)
  • ファッション費(高級ブランド品)
  • 美容費

例えば、美容費が上がっているときは、美容院や化粧品を買う頻度を下げられないか検討しましょう

自分の身の丈に合った生活をしていないと、年収600万でも生活がすぐに苦しくなるので注意が必要です。

生活が苦しい!収入を上げるのにおすすめの方法

生活が苦しい!収入を上げるのにおすすめの方法

これまで年収600万でも生活は苦しいことを紹介してきました。

しかし世の中にはさらに年収が低く「収入を上げたい」「高年収を目指したい」という人もいるでしょう。

そこで本章では「生活が苦しい人におすすめの収入を上げる方法」を紹介します。

  • 高収入を目指せる業界へ転職をする
  • 副業をする

生活が苦しすぎて「今よりも収入を上げたい」と考えている人はぜひ参考にしてください。

高収入を目指せる業界へ転職する

高年収を目指したい人は、より高い収入が得られる仕事に転職することがおすすめです。

例えば、以下のように成果やスキルで収入が決まりやすい職種が良いでしょう。

  • マーケター
  • コンサルタント
  • システムエンジニア
  • 営業職

【スキルがある人】【成果が出せる人】は希少価値が高いので、収入も上がりやすい傾向があります。

また、将来的に目線で見ても、独立も視野に入れられるので非常におすすめです。

したがって、高年収を目指したいのであれば稼げる業界へ転職するのをおすすめします

副業をする

高年収を目指したい人は、副業に取り組むのもおすすめです。

副業をすると本業のほかに収入が入るため、高年収に近づけます

副業は数多くありますが、アルバイトではなく、スキルが身に付く副業をおすすめします。

スキルが付くと転職で有利になったり、単価の高い仕事が舞い込み脱サラできたりする可能性があるためです。

スキルが身に付く副業の一例を紹介します。

  • デザイナー
  • プログラマー
  • ライター
  • YouTube

特にYouTubeに関しては、無料で取り組めるうえにマーケティングや視聴者が何を考えているかが身につきます。

また、伸びてこれば、実績として活用して転職活動で大きなアドバンテージになるでしょう

したがって、高年収を目指すのであれば、副業でよ年収アップを狙うことをおすすめします。

まとめ:年収600万で生活が苦しい人は支出が多い

まとめ:年収600万で生活が苦しい人は支出が多い

本記事では、年収600万で生活が苦しい理由を明らかにしました。

年収600万は高収入に思えますが、生活水準が高いとすぐに苦しくなる収入です。

特に子どもがいると、年収600万だと生活はギリギリになってしまいます

年収600万で生活が苦しくならないためには、地方移住をして生活コストを下げたり、共働きで世帯年収を増やしたりする工夫が大切です。

また、関連記事「スタバがない国は?存在しない理由についても徹底解説」では、本サイトで人気記事のスタバがない国の理由について解説しています。

年収(給与)が人気店であるスタバの有無と関係している理由を紹介しているので、興味のある人はご覧ください。

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